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放談(141) 総選挙特集(4) 民主党・東海以西――問題のある前議員

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Ⅱ.放談 「横井君と藤原君、そして赤峰君のあげな話、こげな話」 第141回 

 総選挙特集(4) 民主党・東海以西――問題のある前議員




(「問題のある前議員――民主党・東日本編」のつづき)

赤峰 民主党の前議員のうち問題のありそうな人を取り上げます。基準は、中国国益優先派、韓国国益優先派か、集団的自衛権行使に反対か、あるいは経済政策で財務官僚の言いなりになっていないか、という視点です。

東海には10名の前議員がいます。その中で、細野豪志氏(静岡5区)、古川元久氏(愛知2区)、近藤昭一氏(愛知3区)、赤松広隆氏(愛知5区)、大西健介氏(愛知13区)、中川正春氏(三重2区)、岡田克也氏(三重3区)について、さらに。生活の党から移籍した鈴木克昌氏(愛知14区)も含めて評価をお願いします。



横井 細野氏は立ち位置が極めて分りにくい人物です。思想として核になる考え方はないようです。アベノミクスへの批判や、2013年の日教組の賀詞交換会では「皆さんと一緒に作ってきた政策は間違っていなかった。力を合わせて選挙戦を戦いたい」と述べているところを見ると、単に批判者として政治活動を行っているだけの人物です。

古川氏は元大蔵官僚。「日韓からアジアの新機軸を考える会」に参加していることやパチンコ・チェーンストア協会政治アドバイザーで、かつて菅直人国家戦略担当大臣の下で初代国家戦略室長もしていましたが、日本の本質が理解できていないので何も実績は残せませんでした。


愛知県は、労働組合が依然強いようで、民主党の金城湯池の感があります。

近藤氏は問題の多い人物です。中日新聞社出身。護憲リベラルで防衛庁の省昇格に反対しています。当然、集団的自衛権行使にも反対、テロ対策特別措置法(旧法)にも反対した反日の人物です。名古屋市の昭和区、緑区、天白区が選挙区です。

赤松氏は氏は旧社会党出身です。農林水産大臣経験者で先ごろまで衆議院副議長。外国人参政権の積極的推進者で、韓国民団の創団65周年記念式典にも鳩山由紀夫らと参加。また、今年(2014年)8月15日は民団主催の第69周年光復節中央記念式典に衆議院副議長として参加しています。韓国国益優先派の代表格です。名古屋市の中村区、中川区、清須市、北名古屋市などが選挙区です。

大西氏は外国人参政権に賛成しています。

鈴木氏は生活の党幹事長からの移籍ですから、政界再編を計算した小沢一郎氏の画策によるものです。元自民党で、生活の党国会議員の中で唯一靖国神社に参拝した人ではありますが、最近の発言内容は小沢氏のまったくのコピーです。


三重県も意外に民主党が強いように見受けられます。

中川氏は典型的な韓国国益優先派です。今年(2014年)ソウルにて、第37回日韓・韓日議員連盟合同総会が開催されましたがその出席メンバーです、在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟にも参加しています。選挙区は、四日市市、鈴鹿市、亀山市などです。

岡田氏は自民党出身、竹下派の系譜を引きます。自民党時代から頑固者で有名でした。実兄がイオンを経営。靖国神社参拝批判し、尖閣問題では「中国との領土問題ではないが、議論があることは事実」と述べるなど、中国国益優先派の代表格となっています。また経済問題では「デフレ時代は資産の無い若い人には絶対にチャンスだ。安く物が買えるなど悪いことばかりではない」と発言するなど経済をまったく理解していません。選挙区は、四日市市、桑名市、いなべ市などです。

総じて、東海は労働組合の影響が強いのか、反日の前職が多いのが気になります。



赤峰 さて、近畿です。ここには8名の前議員がいます。そのうち、川端達夫氏(滋賀1区)、前原誠司氏(京都2区)、泉健太氏(京都3区)、山井和則氏(京都6区)、辻元清美氏(大阪10区)、岸本周平氏(和歌山1区)を取り上げてください。



藤原 川端氏は民社党の出身。文部科学大臣経験。現在、民主党国対委員長として安倍政権に対決色を深める戦術をとっています。政治資金収支報告書の中に、ショーパブ・キャバクラへの支出があったり、事務所費がかからないのにそれを計上したとして問題視されました。

前原氏は思想的な核を持ち合わせていない中途半端な政治家です。名誉欲ばかり旺盛なタイプの一人です。外国人献金で問題になったように在日韓国人に支援者がいるようです。政治家としてはピントがブレています。

泉氏は、民主党日韓議員交流委員会の幹事、北京オリンピックを支援する議員の会などに属していました。。本年(2014年)10月の内閣委員会で山谷国家公安委員長に「在日特権なるものは存在せす、それはあくまで特例ではないのか」との意見を誘導しようとしましたが失敗してます。

山井氏は在日韓国人の高齢者向けのグループホームや、韓国語が話せるホームヘルパーの必要性を総務委員会で主張しています。選挙区は、宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市、木津川市などです。

辻元氏は反日議員の代表格です。天皇制の廃止、日米安保条約の廃棄などは民主党の主張の範囲をも逸脱しています。内縁の夫は日本赤軍に関係し、本人も中核派が主導した署名活動の呼びかけ人となっています。このような人物が国会議員になってはなりません。危険な極左なので、テロ資金提供処罰法の対象となる可能性が極めて高いと言えます。選挙区は高槻市と三島郡島本町です。

岸本氏は元大蔵官僚。日韓・韓日議員連盟合同総会に出席して韓国の言い分に何も反論できませんでした。


赤峰 中国は、津村啓介氏(岡山2区)、柚木道義氏(岡山4区)の2名の前議員がいます。

横井 津村氏は、「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟」の呼びかけ人になっています。

柚木氏は、民主党参議院議員で議長経験者の江田五月氏の秘書だったという時点で不適格です。


赤峰 四国は2人の前職がいますが、そのうち小川淳也氏(香川1区)をお願いします。

横井 小川氏は元自治官僚。外国人参政権に賛成、憲法改正に反対、集団的自衛権行使に反対しています。予算委員会では、都知事選で田母神に投票した有権者に関して「私は不気味に懸念し心配している」と発言しています。





赤峰 九州は3名の前職がいます。原口一博氏(佐賀1区)、大串博志氏(佐賀2区)、高木義明氏(長崎1区)の全員の評価をお願いします。

藤原 原口氏は元自民党県議。松下政経塾出身で立ち位置が中途半端です。政策的には保守ですが、外国人参政権を推進しています。

大串氏は国鉄労働組合のJR採用差別闘争の院内集会に参加し挨拶をしています。改憲反対、集団的自衛権反対を主張しています。

高木氏は旧民社党系。日韓トンネル研究会、日韓議員連盟、北京オリンピックを支援する議員の会などのメンバーです。


赤峰 民主党という政党はごった煮のように、自民党の意見に近い人から極左までの人物がおり、政党と言えない組織です。有権者は政党を選ぶというよりは、個人に投票にする、あるいは、労組の支持に従う、という選択肢になります。

気になったのが、元大蔵出身者の存在です。大蔵出身の衆議院議員の20名中4名が民主党に所属しています。財務省の影響はかなり強く受けていると思われ、アベノミクスへの批判の原点もここにありそうです。

つづく




当ブログは、Ⅰ.赤峰和の時事解説、Ⅱ.時事放談(鼎談)、 Ⅲ.日本政治精神史、Ⅳ.国際政治解説、Ⅴ.提言、Ⅵ.平成ネット塾、の六つで構成されています。時宜に応じて、テーマごとに分類して解説を加えてまいります。

なお、当方へのお問い合わせは akaminekazu2014@gmail.com まで、お願いします。

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