?.放談 「横井君と藤原君、そして赤峰君のあげな話、こげな話」 第113回
NHK番組制作者の意図とは?

赤峰 コメント欄に大変気になるご意見がありました。
「はじめた一歩」さんのご意見です。(2014-09-05 08:37:28)
辺野古で揺れる名護市は選挙戦まっただか中(9/7投票)なのですが、そんな中、NHKが反日・支那ageのプロパガンダ番組「はるかなる琉球王国」を放送しました。内容の仔細はとりあえず触れないでおきますが、問題は放送のタイミングの悪さです。天皇陛下に火炎瓶を投げつけた実行犯(マスゴミが一切報道していない)が立候補(基地反対)している選挙の投票直前に偏向番組を放送したNHK、内部に改善の兆しが本当に見えてるのでしょうか?
動画がありましたのでまず見ましょう。
NHK9月3日放送の歴史秘話ヒストリア「はるかなる琉球王国〜南の島の失われた記憶〜」
http://video.fc2.com/content/20140903pZexvLDH/&otag=1&tk=TkRFeE56QXpNek09&start=6.982
または http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann-tanosiiburogu/archives/51940078.html
藤原 これは酷い番組ですね。歴史を捏造しています。朝日新聞と同じ手法で、中国の主張に添って番組作りをしています。
赤峰 おかしいと思うところをメモしましたのでそこを抜き出します。
?導入部分:日本列島の南に位置する沖縄の島々かつてここに琉球王国と呼ばれる独立国があった。海を通じ、日本や中国を始めアジアの国々と繋がっていた琉球は独自の文化を育んだ、海洋国家だった。
?琉球王国は、中国皇帝の承認を背景に治めていた。(唐船ドーイ【とうしんどーい】を喜ぶ踊り)
?琉球王国は、中国に朝貢し、臣下として認められていた。
?久米島は中国人の子孫がすんでいた。かれらは中国朝貢時には通訳などをつとめていた。
?1609年、薩摩・島津家の軍勢が侵攻。中国に助けを求めるも中国は無視。あわてて、公文書をひらがなから漢語にして文化を中国風に改めた。(ここは制作者の致命的なミス=ひらがな使用=日本)
?日米通商条約締結後に、琉球と米国の通商条約が結ばれた。(日本ではないと言いたい)
?明治を迎え近代化を進める日本政府を前に、琉球は存亡の危機に立たされて中国に助けを求めた。
?強引に琉球は日本に併合された。
?中国と結び付きが強かった琉球王国の一部が、中国に渡って助けを求めた。
まだ続きますが、以上だけでもNHKの番組制作者の言いたいことは分りますからここでやめておきます。
横井 この琉球王国の話は1500年頃からの歴史であるのですが、そもそもそこの時代から番組をつくった意味は、琉球が中国への朝貢国、すなわち属国であったと言いたかったからですね。しかも、当時、中国は「清」という国でしたが、番組は「清」と呼ばずに「中国」と読んでいましたね。露骨な意図が見えますね。
藤原 それに、妙に、久米島の人たちを中国人の子孫だと強調していました。久米島がもともと中国の支配下だったんだと言いたかったのでしょう。そして、久米島よりももっと中国に近くにある「尖閣諸島は当然、中国のものだ」と言おうとしていますね。
でも、そう言いながら、番組に出ている人たちが、日本語を使って、日本人の顔をしています。日本語を使い続ければ日本人なのですが、無理矢理、中国人にさせたかったようですね

横井 番組制作者は意図的に歴史を封殺してますね。朝日新聞と同じ手法です。
そもそも飛鳥時代から久米島は日本の領土だったんですよ。
歴史書によれば、「和銅8年(715年)正月、立太子礼をすませた首皇子(おびとのみこ、後の聖武天皇)の朝賀の儀が執り行われた際、大極殿の前には北は陸奥、出羽の蝦夷たちが25人、南は奄美大島をはじめ、屋久島、徳之島、そして、沖縄の石垣島や久米島から、それぞれの代表52名が参列した」と書かれています。
NHKが作為した「1500年代の琉球王国」の800年も前から、沖縄も,久米島も、石垣島も日本だったんですよ。大和朝廷の領有下にあったのです。
藤原 それに沖縄方言は、「万葉時代の言葉」がいまも残っているといわれてますからね。
赤峰 NHKの番組では重大な間違いがあります。
「琉球王国を清の朝貢国であるのを認めてもらいたくて、ひらがなを漢語に改めた」というところです。「ひらがな」を使っていたということは、日本そのものだったということです。しかも清国に話をするためには通訳が必要だったというわけですから、琉球が中国ではないということ証明しています。NHKは簡単な論理矛盾に気がつかなかったようです。
藤原 結局、この番組は「琉球王国という独立国があって、そこに日本が攻め込んだ、元々は、中国の属領だったのだ」と無理やり決めつける番組だったのですね。これは、朝日新聞以上の捏造番組です。
横井 NHKの籾井会長も、NHKの内部に反日勢力があまりにも多いので、孤軍奮闘状態の可能性があると思いますが、どうか健全な職員たちと一緒に、反日勢力を放逐していただきたいと思います。
藤原 大多数の国民は籾井会長のがんばりを応援しているはずです。籾井会長を妨げようとする人たちは、声が大きいだけで少数です。勇気をふりしぼって、内部の正常化を果たされることを祈っています。NHKを本来の公共放送に戻してください。
赤峰 ところで、このNHKの捏造番組を沖縄の名護市議会議員選挙にぶつけてきたのかもしれませんね。そしてこの類似番組を沖縄県知事選にぶつけてくるかもしれません。
本日、9月7日は、米軍基地の移設さきである辺野古の町、名護市の市議選の投開票日です。ここには、今上陛下(当時は皇太子殿下)に、3階のベランダから「皇太子帰れ、天皇制反対」等と叫びながらガラス瓶やスパナ、石などを投擲した川野純治氏が今回も立候補しています。前回は社民党から立候補し、最下位当選を果たしていますが、こういうNHKの番組作りは、選挙戦に微妙な影響をあたえるかもしれません。
横井 その上、11月16日には沖縄県知事選挙がありますから、こういう番組が流されると、沖縄の人も、嘘に洗脳される可能性が高くなりますからね。
赤峰 以前の沖縄に関する当ブログでも情報筋からの驚くべき話がありましたから、少々沖縄のことは心配気味に見なければならないのではと思います。情報筋の話を再掲します。
知事選立候補予定の那覇市長翁長雄志(おながたけし)氏は、国から賠償金や補償金を取るための便宜上、自民党に所属している人物です。実質的には自民党所属とは言えませんし、党内からも離党を勧告すべきの声も出ています。
翁長雄志氏は、政治的な指導力と言うよりも、自分の名誉や立場、金銭や権力を欲しがる人物です。中国の習近平首席とは個人的な交遊関係にあります。そのような関係から、自分の娘を中国の北京大学に留学させていますが、だいぶ便宜を図ってもらっているようです。
また、翁長雄志氏は、中国が沖縄を侵略することを歓迎しています。中国による沖縄侵略の際には、中国側から立場を約束されているようです。そのため、那覇市では中国人を迎え入れる準備が着々と進んでいます。(2014-08-24掲載)
藤原 読み返してみて驚いたのですが、翁長氏の考えとそっくりなのが今回のNHK番組ではないですか。沖縄の候補者もNHKの番組制作者も、中国マネーかハニー・トラップが仕掛けられたと見たほうがいいんではないでしょうか。篭絡されたといっても過言ではありません。
横井 でも、どんなことがあっても沖縄は中国に奪われてはならないんです。中国が太平洋に出るには、尖閣を経て沖縄の海域を通って出なければなりません。だから、中国にとっては、沖縄をのどから手が出るほどほしいわけです。
しかし、そんなことをさせたら、わが国の安全を脅かされるだけでなく、太平洋側から東南アジア諸国を襲うことも出来ますし、オーストラリアやニュージーランドでさえ、中国の制圧下に入らざるを得なくなるのです。
つまり、沖縄を失えば、東南アジアやオセアニア諸国までが中国の覇権主義に侵されるわけです。このようなアジア太平洋諸国をおびやかすような中国の進出は防がねばなりません。そこが沖縄の「アジア・オセアニア全体の防衛」の重要な意味があるわけですから、沖縄を私たち自身も支えながら、守っていかなければならないのです。
そのためには、もっともっと沖縄と沖縄の方々に、強い関心を持ち続けることが必要になってくると思います。

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