?.提言(7) 要望書 『慰安婦』問題 検証番組の放送を要望いたします
以下の要望書を、日本放送協会 籾井勝人会長、同専務理事 板野裕爾放送総局長にお送りしました。
(8月12日 09:30 FAX、メール、電話にて)
要 望 書
『慰安婦』問題 検証番組の放送を要望いたします
日本放送協会 会長 籾井勝人殿
同専務理事 放送総局長 板野裕爾殿
平成26年8月5日の朝日新聞は、「慰安婦問題」について、従来の主張とは異なる「報じた記事の一部に事実関係の誤りがあった」、「裏付け取材が不十分だった点は反省します」と報じました。
これにより、慰安婦問題の証拠とされていた吉田清治氏の証言が全面的に否定され、慰安婦問題の根拠が存在しないことになりました。
しかし、これまでの間、この問題については、あらゆるマスコミが朝日新聞の報道に依拠して、吉田証言を検証することなく、あたかも慰安婦が事実であったかのごとく報道し続けました。これは、NHKであっても例外ではありません。30年近くにわたって、慰安婦問題が実在する問題として取り上げられていたのです。
しかも、この慰安婦問題は、国内だけの問題ではなく、日韓関係を容易ならざる事態にまで進展させてしまいました。日韓間では日韓基本条約ですでに解決済みの問題であるにも関わらず、韓国政府はその無効化をはかり、新たな補償賠償請求を起しています。
さらに、困ったことに、この問題は日韓関係のみならず、国際社会にまで広がりをみせています。国際社会では、事実でないにもかかわらず、「慰安婦を強制連行して性奴隷として扱った」として、「日本は人権問題をないがしろにしている」との指摘を受ける事態にまで至っています。
従いまして、国際社会での汚名を消し去るために、NHKにおかれましては、この慰安婦問題を中立な目で検証していただき、その結果を報道していただきたいと考えます。
国民は慰安婦問題の真実を知りたがっています。また、そのような検証は個人の手に負えるものでもありません。ここはNHKの検証能力を発揮し、正確な報道番組を制作していただきたいと思います。
今後も、公共放送であるNHKの本来の役割を担っていただけますよう期待しております。
ここに、NHKに対し、『慰安婦』問題 検証番組の放送を強く要望いたします。
平成26年8月12日
赤峰和
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