意 見 書
維新の党共同代表 橋下 徹殿
同 共同代表 江田憲司殿
同 幹事長 松井一郎殿
維新の党は、「大阪維新の会」当時の輝きを失っています。また、石原氏との分裂を境に、国政への変革の志を失ってしまいました。国民の目には、維新の党は、民主党と同じ「野合」の政治集団としか映っていません。
それは、維新の党が、理想や、政治理念、政策見解よりも、国会で第三極の地位を早く確保しようとしたからです。つまり、国家の問題を語る前に、党利党略を優先したからです。国会で国益を論じようとしない維新の党には、国民は関心を示しません。
とりわけ、「結いの党」との合流に国民は失望しました。さらに、民主党との連携を深めるという選択がそれに拍車をかけました。数の力に依拠しようとする手法は、昔の社会党や、いまの民主党と同じです。このままでは、改憲の動きも鈍くなりそうな気配です。
橋下氏の理想と政治理念を再度掲げ直し、その上で賛同する国会議員を集め直すべきです。今の維新の党は橋下氏の理念とはかけ離れ、実力が伴わないのに政権を取りたがる民主党に似てきました。
維新の党が国民の選択肢の一つに入るよう、抜本的な党内改革をし、真実の輝きを取り戻すことを望みます。
平成26年10月31日
赤峰和
(意見書を10月31日、FAX並びにメールで送りました。) 本意見書の解説は11/02 0:00に行います
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