?. 赤峰和の時事解説 第88回
速報 孤立化する朝日新聞!

朝日新聞に、活字媒体のマスコミからの包囲網ができつつあるようです。業界事情に詳しい方からこのようなお話をいただきました。
・読売新聞の姿勢が鮮明になっています。
・読売は「朝日記事」で、憤りを感じている国民の圧倒的な支持を背景に、朝日攻撃の手をゆるめません。
・読売首脳陣は現場の編集スタッフに対し、「一気に追い込め」と檄を飛ばしています。
・毎日新聞や東京新聞、地方の朝日系新聞社、北海道新聞、中日新聞などは、朝日の巻き添えを恐れ、身を潜めている状態です。
・一方、守勢に立つ朝日は反論の手立てが少なく、ことさら「良識を装った記事」づくりに専念しています。
・また、一般週刊誌の週刊文春、週刊新潮、週刊現代、週刊ポストなどは軒並み朝日記事に対しては批判的です。
・唯一、他社に比べ発行部数の少ない週刊朝日とサンデー毎日がこの問題に触れていません。
・影響力のある活字媒体が朝日批判に回っているので、1対9ほどの割合で朝日が劣性です。
・朝日新聞社の一部の役員からも、「新聞事業はやめて、文化事業に専念してもいいのでは」の声が出始めています。
・朝日新聞社内は「広島の土砂災害どころではない」と社員の多くが将来の不安を感じています。
このお話を伺いまして、朝日新聞のデジタル版と読売新聞のONLINE版を見比べて見ました。
総じて朝日新聞はおとなしいつくりになっているように感じます。
ところが読売新聞は一転して朝日新聞に厳しい姿勢を示しています。
さて、その中の記事の一部を紹介します。
朝日、慰安婦巡り週刊新潮の広告も掲載拒否 2014年08月28日 14時34分
新潮社(東京都新宿区)は28日、同日発売の「週刊新潮」9月4日号について、朝日新聞社に新聞広告の掲載を拒否されたことを明らかにした。新潮社によると、9月4日号には、朝日新聞社が一部記事の誤りを認めた従軍慰安婦報道についての記事が掲載され、広告には「1億国民が報道被害者になった『従軍慰安婦』大誤報!」などの見出しがある。朝日新聞社は26日以降、一部見出しの修正を求めてきたが、新潮社が拒否。27日になって、朝日新聞社が広告を掲載しない方針を伝えてきたという。新潮社は「言語道断の行為」としており、今後、今回の件について批判・検証記事を掲載していく構えを示している。
朝日新聞社の従軍慰安婦報道を巡る週刊誌報道では、文芸春秋(千代田区)も27日、「週刊文春」9月4日号の広告掲載を拒否されたと発表している。
慰安婦問題で朝日「核心変わらず」…識者は批判 2014年08月28日 12時35分
朝日新聞は28日朝刊で、いわゆる従軍慰安婦を巡り「朝鮮人女性を強制連行した」とした吉田清治氏(故人)の証言を報じた記事を32年後に虚偽と判断して取り消したことに関し、「慰安婦問題 核心は変わらず」との記事を掲載した。記事では、取り消しを受け「慰安婦問題で謝罪と反省を表明した河野洋平官房長官談話(河野談話)の根拠が揺らぐかのような指摘も出ている」との懸念を示した。その上で、菅官房長官の記者会見や政府関係者の発言を引用し「(河野談話は)吉田氏の証言を考慮していなかった」と記し、談話の見直しは必要ないとの認識を示した。《中略》
拓殖大の藤岡信勝客員教授(教育学)の話「『吉田証言』がすべての始まりだった。朝日がいかに大量の誤った『慰安婦』報道をしてきたかは、28日の読売新聞朝刊が詳細に検証した通りだ。朝日が、河野談話は吉田証言に依拠しないと主張するのは論点のすり替えだ。日本政府に国家賠償を求めた国連のクマラスワミ報告は吉田証言を引用しており、世界への影響は計り知れない」
[検証 朝日「慰安婦」報道](1)虚構の「強制連行」拡散 2014年08月28日 09時00分
朝日新聞がいわゆる従軍慰安婦を巡り、「強制連行」の証言を紹介した記事を32年後になって取り消した。だが、一連の報道は「日本軍に組織的に強制連行された慰安婦」というねじ曲げられた歴史の固定化に深く関与した。慰安婦の虚構は今なお世界に拡散し続け、修正される見通しもない。戦後、例がないほど日本に負の遺産をもたらした朝日「慰安婦」報道を検証する。《中略》
吉田証言から32年間にわたる大量の朝日「慰安婦」報道が、慰安婦の虚構の拡散にどう影響し、日本の名誉と尊厳をいかに傷つけたのか――。朝日は報道の結果責任について検証することなく、沈黙を続けている。《以下略》
朝日新聞には一刻も早く、全面謝罪と記事の取消を期待しています。
(なお、朝日新聞に対する要望書については、このブログの一つ下に掲載されていますので、そちらをご覧ください。)
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