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Channel: 赤峰和の「日本が、日本であるために」
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解説(105)  日本共産党 朝日の陰に隠れて「吉田証言」をこっそり取り消し!!

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?. 赤峰和の時事解説 第105回  

日本共産党 朝日の陰に隠れて「吉田証言」をこっそり取り消し!! 




日本共産党は卑怯です。慰安婦問題で朝日新聞が記事取消に追い込まれ、日本中から大バッシングを受けている中で、日本共産党はこっそりと「慰安婦問題」の張本人の「吉田証言」を取り消しました。

しかし、吉田証言をした吉田清治氏は日本共産党員であったわけですから、日本共産党としては記事を取り消しただけで責任をとったといえるのでしょうか?

まずは、志位委員長自らが公開の場にでてきて謝罪会見を開くべきではないでしょうか。

赤旗 慰安婦巡る記事を取り消し 9月29日  NHK

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」は、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡り、「慰安婦を強制連行した」とする男性の証言を取り上げた記事について、「証言は信ぴょう性がない」として記事を取り消し謝罪しました。【中略】

このなかで、「しんぶん赤旗」が1992年と93年に合わせて3回、この男性の証言や著書を取り上げた記事について「証言は信ぴょう性がない」として、これらの記事を取り消し謝罪しました。

これについて赤旗編集局は「赤旗でも過去の報道の検証が必要だと判断したもので、河野談話に対する攻撃に反論する必要もあると考えた」と話しています。


「しんぶん赤旗」の取消謝罪は9月27日付けですが、
その記事は、「歴史を偽造するものは誰か――『河野談話』否定論と日本軍「慰安婦」問題の核心」という長文の主張のあとに、少しだけお詫びを述べているだけです。

お詫びの前の文章は圧倒的に長文で、すべてが弁明と問題の本質をすりかえています。この記事の小見出しは以下の通りです。

「吉田証言」が虚偽だったことを利用した「河野談話」攻撃の大キャンペーン
「河野談話」は「吉田証言」を根拠にせず――作成当事者が証言
元「慰安婦」の証言から強制性を認定――「河野談話」の正当性は揺るがない
日本軍「慰安婦」問題の本質を覆い隠す、問題の二重の矮小化は通用しない
「河野談話」否定派の議論は、国際社会では到底通用しない
「河野談話」攻撃の「論拠」が覆るもとでの悪あがき
安倍政権、一部メディアの姿勢が厳しく問われている
歴史偽造の逆流を決して許さない
「吉田証言」の記事を取り消します (ここにお詫びと取消文があります)

「しんぶん赤旗」は、吉田清治氏の「証言」について、日曜版92年1月26日号、日刊紙93年11月14日付でそれぞれとりあげたほか、日刊紙92年1月17日付では著書を紹介しています。93年11月の記事を最後に、「吉田証言」はとりあげていません。

別掲論文で明らかにしたように、「吉田証言」は、研究者らによって否定され、「河野談話」でも根拠にされませんでした。吉田氏自身がのちに、「本に真実を書いても何の利益もない」「事実を隠し、自分の主張を混ぜて書くなんていうのは、新聞だってやることじゃありませんか」(『週刊新潮』96年5月2・9日号)などとのべています。

「吉田証言」は信ぴょう性がなく、本紙はこれらの記事を掲載したことについて、お詫(わ)びし、取り消します。 赤旗編集局


吉田清治氏と日本共産党関連の年表 

1947年 吉田清治が日本共産党から下関市議会選挙に立候補。129票を獲得も落選

1977年 吉田清治が 『朝鮮人慰安婦と日本人』という本で「日本軍人が朝鮮女性を強制連行して慰安婦にした」 と証言

1982年 吉田清治が 「朝鮮人の奴隷狩りがあった」 と証言

1983年 吉田清治が 「私の戦争犯罪」 を出版 朝日新聞、赤旗にて掲載

1989年 韓国・済州島の済州新聞が 「私の戦争犯罪」 は捏造と報じる (なお、「私の戦争犯罪」の舞台は「韓国・済州島」である)
 
1991年 朝日新聞記者・植村隆が08月11日の紙面にて、「従軍慰安婦」について記事を掲載
     ・裁判にて、親に売られたと証言した人の言葉を、植村隆が日本軍に強制連行されたと捏造して紙面に掲載した

1991年 12月6日に、アジア太平洋戦争韓国人犠牲者補償請求事件として、35人が慰安婦に対する賠償を求めて日本政府を告訴
      ・原告団長は粱順任(ヤン・スニム)、原告代理人は、福島瑞穂、高木健一、林和男など
      ・粱順任(ヤン・スニム)は、朝日新聞記者・植村隆の義理の母親

1992年 1月11日 宮澤喜一首相訪韓の5日前のこの日、『朝日新聞』は一面トップで「慰安所、軍関与示す資料」と報道
      1月16日 韓国を訪問した宮沢首相は慰安婦問題の報道により、首脳会談で8回謝罪し、「真相究明」を約束する
      1月17日 赤旗で著書を紹介
      2月17日 日弁連・戸塚悦朗弁護士が、国連人権委員会において、慰安婦問題を人道上の罪だとして国連の介入を求める
      韓国・済州島にて現地調査が行われる。島民からまったく裏付けとなる証言がでてこなかった (5月1日発売の『正論』)

      ※1992年の吉田清治証言
      1月23日、朝日新聞で連行した朝鮮人女性は950人と証言
      1月26日、赤旗日曜版で連行した女性は1000人以上と証言
      3月13日と3月16日、秦郁彦のインタビューで「女子挺身隊の名目で慰安婦を調達した。計950人と記憶しているが、部下は2000人といっている」と答えた。
      5月24日、朝日新聞で「男女6000人を強制連行した」と吉田は発言
      8月8日、ニューヨークタイムズは吉田は2000人の朝鮮人女性の「狩り」をしたと報道
      8月12日、毎日新聞は吉田が1000人徴用したと報道
      8月15日、読売新聞は吉田が100人の朝鮮人を海南島へ連行したと報道

1993年 6月 高校日本史検定済み教科書7社9種類のすべてに、従軍慰安婦に関する記述が掲載されることが判明
      8月4日 河野洋平内閣官房長官が旧日本軍の強制連行を認める「河野談話」を発表
     11月14日 赤旗は吉田が最低950人、多くて3000人の朝鮮人女性の強制連行をしたと報道

1995年 1月 『週刊新潮』 吉田清治の証言が事実無根である事が判明したとの記事を掲載

1996年 2月6日 国際連合人権委員会にクマラスワミ報告書が提出される。附属文書で「慰安婦」を「性的奴隷」と規定し、
           日本の行為を「『人道に対する罪』、奴隷制度を禁じた国際慣習法に違反する」と断定した
      5月29日の週刊新潮のインタビューにて、吉田清治はフィクションであることを認めた

1989年 8月14日、済州島の現地新聞「済州新聞」の許栄善記者は、済州島城山浦の85歳の女性の「250余の家しかないこの村で15人も徴用したとすれば大事件であるが、
           当時はそんな事実はなかった」という証言を紹介し、吉田の著作には「裏付けの証言がない」として、吉田のいう済州島での「慰安婦狩り」は事実無根であり、
           吉田の主張は虚偽であると報じた

2004年 11月29日 日本の最高裁判所にて、日本政府を告訴した原告の敗訴が確定(アジア太平洋戦争韓国人犠牲者補償請求事件)

2011年 5月9日 韓国国内にて粱順任(ヤン・スニム)が日本政府から賠償金をとるからと弁護士費用を集めて、詐欺罪で逮捕

2014年 6月20日 河野談話検証結果を発表。慰安婦の強制性は確認できず、また河野談話は日韓間の協議の結果だったと強調
       8月05日 朝日新聞は吉田清治の証言を虚偽と認定し記事を撤回した
       9月27日 赤旗、「吉田証言」の記事を取り消す


9月27日は特異日なのでしょうか? 既報の通り「9月27日は朝日新聞が人民日報になった記念日???」 で、朝日新聞が中国に隷属したことを明らかにしましたが、よりによって同じ日に、赤旗もお詫びと取消文を掲載しました。

赤旗の弁明を見ましたが、朝日新聞系列と全く同じ論調になっています。すなわち、「河野談話には吉田清治証言は用いられてはなかった」、だから「河野談話には影響がない、河野談話に問題はない」と述べているのです。河野談話を是が非でも守らないといけないわけです。赤旗はこう主張します。

そうした状況のなかで、93年8月に発表された「河野談話」は、その作成の過程で、「吉田証言」をどのように扱ったのでしょうか。問題の核心はここにあります。この点で、9月11日に放映されたテレビ朝日系「報道ステーション」の「慰安婦」問題検証特集は、当時、官房副長官として「河野談話」作成に直接かかわった石原信雄氏の注目すべき証言を紹介しました。

そこで石原氏は、「吉田証言」について「あれはこう、なんていうか、眉唾(まゆつば)もんだというふうな議論はしていましたね、当時から」とのべ、日本政府として「吉田証言」をはなから問題にしていなかったことを明らかにしました。


この主張の基になったのは、赤旗の独自の取材ではなく、テレビ朝日の番組です。いやしくも、赤旗は、日本共産党の機関紙でありまた報道媒体です。そうであるならば、他の報道機関の引用ではなくて、直接、石原信雄氏に取材して、その取材を根拠に論ずべきでしょう。テレビ朝日の独自の編集で石原氏の発言が何らかの形で捻じ曲げられていることだってありえます。他局の報道をそのまま借用して利用するという姿勢は、報道者として恥ずかしいことなのではないでしょうか。

赤旗が言う「独自取材」とは一体何なんでしょうか。


ところで、赤旗の記事をよく見ますと、朝日新聞同様に。吉田証言は「取り消した」けれども、「慰安婦への強制性はあった」という見解を述べています。【志位見解】

志位見解:女性たちがどんな形で来たにせよ、それがかりに本人の意思で来たにせよ、強制で連れて来られたにせよ、一たび日本軍『慰安所』に入れば監禁拘束され強制使役の下におかれた――自由のない生活を強いられ、強制的に兵士の性の相手をさせられた――性奴隷状態とされたという事実は、多数の被害者の証言とともに、旧日本軍の公文書などに照らしても動かすことができない事実です。


この見解は、人道問題としてアピールして日本を国際的に非難させようとする反日勢力や韓国政府と全く同様の見解ですが、すでに、この問題は「解決済み」ということを忘れてはなりません。と申しますのも、「河野談話」、「村山談話」において、「捏造された慰安婦問題であっても日本は人道上の配慮から、誠意を持って慰安婦への謝罪と賠償を行った」のです。

河野談話の検証の際に次のことが発表されました。「検証結果の全文」【※2】の20Pの下に「9 韓国における『基金』事業の終了と成果」として次のような記述があります。

【※2】検証結果の全文は「慰安婦問題を巡る日韓間のやりとりの経緯  〜河野談話作成からアジア女性基金まで〜 」に掲載。

「韓国における事業としては,事業終了までに,元慰安婦合計 61 名に対し,民間による寄付を原資とする『償い金』200万円を支給し,政府拠出金を原資とする医療・福祉支援事業300万円を実施(一人当たり計500万円)するとともに,これらを受け取ったすべての元慰安婦に対し,当時の総理の署名入りの『お詫びの手紙』をお渡しした。」

これは、フィリピン,インドネシアやオランダの慰安婦にも同様の措置をとっています。


すでに解決した問題を言うのは、まったく別の意図があるからです。要は、永遠に日本及び日本人を貶めたい。そして、そのような日本に嫌気をさした人びとを結集して、革命を行いたいというただその一点にあるからでしょう。

しかし、良識ある大多数の日本人の前には、通用しません。

それよりも、志位氏自身がこの問題に関して「謝罪記者会見」をして国民の前で堂々と謝罪することが政治家として取るべき態度だと思います。


日本人は潔(いさぎよ)さを重んじます! 日本共産党も潔さを身につけてみてはいかがでしょうか?


最後に、日本共産党を長年観察してこられた情報筋から、お話を伺います。


・日本共産党と朝日新聞社は、一卵性双生児と言えます。

・両者が二人三脚で、国家の転覆と中国による属国化の実現のために手を組んできました。

・両者とも表向き、平和、安全、反戦、人権擁護などの言葉で品行方正を装っているのですが、本心は全く別のところにあるということです。


・戦後間もなくから共産党と朝日新聞社の関係は深く、現在に至るまで人的交流が盛んにおこなわれています。

・両者の理論構成や、使われる言語が良く似ているのはそのためです。

・今回の赤旗の謝罪は、朝日新聞社にしっかりと歩調を合わせたものです。


・赤旗は一般紙と違い、日本共産党の機関紙ですが、全国の労組や教職員が読んでいるれっきとした活字媒体です。

・その意味では、朝日新聞同様の謝罪会見を開くのは当然です。

・全く同様の趣旨での弁明をしているのであれば、朝日の木村社長、共産党の志位委員長が同席の上、「朝日、赤旗共同記者会見」を開催すべきです。


・朝日同様、日本共産党の本質が世に問われる時代が来ているようです。



当ブログは、?.赤峰和の時事解説、?.時事放談(鼎談)、 ?.日本政治精神史、?.国際政治解説、?.提言、?.平成ネット塾、の六つで構成されています。時宜に応じて、テーマごとに分類して解説を加えてまいります。


読者へのお願い:当ブログでは、以下の体験のある方を募っています。
1.学校の修学旅行や職場の旅行、個人旅行などで韓国に行き、慰安婦像の前で謝罪や土下座をさせられたなど、屈辱的な体験をされた方。
2.韓国企業との取引や、韓国との文化交流などの中で、慰安婦がらみの屈辱を受けたり、経済的な損失を被った経験のある方。
3.そのほか、思わぬところで、慰安婦がらみで不快な体験をされた方。(国内、海外問わず)

このような体験をされた方から詳しいお話をお聴きしたいと思います。お心当たりのある方は下記のメールアドレスにご一報ください。
★当ブログに掲載するものではありません。

なお、当方のアドレスは akaminekazu2014@gmail.com です。

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