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Channel: 赤峰和の「日本が、日本であるために」
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解説(116) 日本共産党に対する意見書解説

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Ⅰ. 赤峰和の時事解説 第116回  

日本共産党に対する意見書解説




日本共産党委員長、志位和夫氏は日韓議員連盟合同総会に出席するため24日から韓国・ソウルを訪問しています。歓迎レセプション、25日のテーマ別の分科会と全体会などに参加し、27日には高麗大学で講演【※1】をする予定だとのこと。これに、日本共産党の穀田恵二、笠井亮両衆院議員、紙智子参院議員も参加するとのこと。

【※1】高麗大学講演:「北東アジア平和協力構想を語る」で「日本が過去におこなった侵略戦争と植民地支配の反省は不可欠」等を発言予定。


また、同氏の『日本共産党とはどんな党か【※2】』の韓国語版が出版される模様です。

【※2】党員31万8000人、機関紙読者130万、党支部2万余、地方議員2700人余。アジアで最も成功した野党共産党で、日本で最も強力な草の根の政治組織。保守政治に立ち向かう100年政党について語る。


志位氏の発言は、日本では受け入れられなくとも、韓国の意向に沿った発言を繰り返しますので「良心的」日本人と扱われることになります。

しかし、志位氏は韓国に行く前に、日本共産党の代表として、責任を果たさなければならないことがありました。それは、日本共産党員であった吉田清治氏の捏造記事の取消について、記者会見をして明確に国民に謝罪しなければならないことです。

『しんぶん赤旗』では、2014年9月27日付で「歴史を偽造するものは誰か――『河野談話』否定論と日本軍『慰安婦』問題の核心」と題する言い訳ばかり満載した記事を掲載しました。その長い記事の最後にほんの一言、「『吉田証言』は信ぴょう性がなく、本紙はこれらの記事を掲載したことについて、お詫(わ)びし、取り消します」と取ってつけたような内容を掲載していたのです。


本来なら、20年以上にわたり、日本の名誉を毀損し続けた吉田氏の捏造記事に対して、わずか一行だけの弁明で申し開きができるものではありません。

日本共産党は公党としての政治活動をしているのなら、謝罪会見は当然なされなければなりません。志位氏の著書のなかにも「アジアで最も成功した野党共産党」と標榜しているわけですから、潔く反省しなければ、国民には示しがつきません。

国民は日本共産党の欺瞞性をよく知っています。口とは裏腹な実態をさまざまな局面で見ています。

日本共産党が重点的に取り組んでいるとする福祉政策も、その実現が不可能になると見るや、国民の不平不満の矛先を政府に向けさせようとします。極めて独善的な言い方は詐欺行為そのものです。

国民の多くが共産党の実態を知っているので、日本共産党の支持率はいつも低迷しているのです。

日本共産党は、仮面を脱ぎ捨てて本音で物事を語らねばなりません。少なくともこれからの時代は、政治姿勢のなかに真実の姿を見せない限り、政党として、また政治家として生き延びられない時代に入ったということを知るべきです。

慰安婦問題で吉田証言をもとに、数々の嘘をつき続け、韓国に迎合しながら日本を貶め、さらに、世界中に日本の名誉を毀損させ続けたことを、朝日新聞社と共に日本共産党は真摯に反省しなければなりません。

国民はこの20数年にわたる耐え難い屈辱の原因が、日本共産党と朝日新聞社にあるということを決して忘れません。


では、ここで、日本共産党の実態をよく知る識者からのご意見をいただきます。


・日本共産党は朝日新聞と全く同じ体質です。

・でっち上げ、捏造、偽装など長い年月を伝統的に続けています。

・「政権を倒し、自分たちの思い通りにするためなら何とも思わない」というところも酷似しています。


・両者は宗教団体同様、実際の党員数、実際の読者数、実際の印刷数とは大きく隔たりのある数字を公表しています。

・たとえば、共産党の党員は31万人としていますが、実際は13万人です。

・また赤旗の読者数は130万としていますが、実際は15万人です。

・些細なことでも簡単に嘘をつくことが常習化、常態化しているのです。


・今回の謝罪記事は、発行部数の少ない赤旗の隅に書かれたもので、重大な問題の謝罪とは言えません。

・共産党の耳触りのよい言葉で、国民をだませる時代は終わろうとしているのです。



当ブログは、Ⅰ.赤峰和の時事解説、Ⅱ.時事放談(鼎談)、 Ⅲ.日本政治精神史、Ⅳ.国際政治解説、Ⅴ.提言、Ⅵ.平成ネット塾、の六つで構成されています。時宜に応じて、テーマごとに分類して解説を加えてまいります。


当方のアドレスは akaminekazu2014@gmail.com です。

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