Ⅰ. 赤峰和の時事解説 第126回
次世代の党への要望書について
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読売新聞にこんな報道がありました。
慰安婦「強制連行なし」決議案を提出へ…次世代 読売 2012.11.04
次世代の党は、いわゆる従軍慰安婦問題を巡り、日本軍による強制連行がなかったことを国会としても確認する決議案を、衆院に提出する方針を固めた。衆院で単独過半数の議席を持つ自民党を中心に賛同を呼びかけ、早期の採択を目指す。決議案の題名は「いわゆる慰安婦問題について、対外発信の強化を求める決議(案)」。国会での慰安婦関連の決議は異例だ。【以下略】
このような提案をできるのは、次世代の党だけです。国民はこの動きを歓迎しています。次世代の党の知名度はまだ低いのですが、有権者に「国益とは何か」を考える大きなきっかけになるはずです。
時代はもはや新聞やテレビなどのメディアではなく、ネット情報の時代になりつつあります。従来のマスコミに報じられなくとも、ネットを通じて政策を発信していくことで、選挙に関心のなかった世代へ確実に浸透していきます。既存の政治的関心層はもとより、それ以外の新しい層を獲得できる大きなチャンスです。
次世代の党におかれては、次回の衆議院選挙、そして2016年夏の参議院選挙に向けて候補者選びを行い、早急に選挙態勢を整備していただきたいと思います。
候補者となるべき人材は意外に多いものです。団塊の世代にも、社会経験を積み己の力を養ってこられた健全な考えの方が大勢おられます。また、若い世代のなかにも逸材がたくさんいます。そういう人をどんどん発掘していただきたいと思います。
次世代の党の理念、政策を明確にし、志を同じくする人を見つけるのが先決です。次世代の党が声をあげることで、必ず呼応してくる人がいるはずです。
これからの時代、数多くの既存の政党は淘汰されていくはずです。政党として残るのは明確に国民のために仕事をする政党だけです。
その意味で、次世代の党はこれからの時代に活躍する可能性のある政党だと思います。
それでは、政界のご意見番よりご意見をいただきます。
・石原氏と橋下氏は非常に親密な関係にありましたし、今でも親交はあるようです。
・分党で離れた橋下氏以外の議員たちは、「理念や政策が主体」で動くというよりも、自己保存を重視して離れていったようです。
・民主党との接近に腹を立てた石原氏の方が筋が通っていました。
・「こんな馬鹿どもと一緒にはやれない」と言う石原氏の心中を推察すると、よほど悔しく腹立たしかったのではと思います。
・石原氏は見かけよりも苦労が多いのでストレスも大きく、体力的にもあまり無理が出来ない状態のようです。
・代表の平沼氏の健康状態は良好なので、当分の間、党を引っ張っていけそうです。
・また、有力議員が多数控えていますので今後が期待できます。
・瑣末な条件抜きで明確な理念を貫く次世代の党は、保守本流として今後の日本の政治の基本的な基準を作っていくことが予想されます。
・それゆえに、人材集めと、機能的なシステム作りなど、ち密な計画に基づいて推進することが急がれています。
・国民の期待が高まっている時が最大のチャンスなので、時期を間違えずに早急な手を打つべきだと思います。
・国際状況はますます渾沌としています。
・今後も「他国に頼らず、自分たちの国は自分たちが守る」という気概を広く発信していただきたいと思います。必ず多くの国民の賛同が得られるはずです。
当ブログは、Ⅰ.赤峰和の時事解説、Ⅱ.時事放談(鼎談)、 Ⅲ.日本政治精神史、Ⅳ.国際政治解説、Ⅴ.提言、Ⅵ.平成ネット塾、の六つで構成されています。時宜に応じて、テーマごとに分類して解説を加えてまいります。
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