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Channel: 赤峰和の「日本が、日本であるために」
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放談(137) 各政党の将来度

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Ⅱ.放談 「横井君と藤原君、そして赤峰君のあげな話、こげな話」 第137回 

 各政党の将来度




 
(「国会議員の資質」のつづき)

赤峰 今回の意見書などを各政党に出した背景には、「国の安全を本気で守る政治家は誰か」ということを明らかにする意図がありました。それを踏まえて、次の選挙の時には、どういう基準で候補者を選択すればいいのかということを考えたいと思います。まず、藤原さん、次の国政選挙の日程的な展望を教えてください。

藤原 衆議院の場合はいつ解散になるかわかりません。平均して2年半に1回の総選挙といわれています。まもなく2年になりますから、いつあってもおかしくはない。しかし、自民党はこれだけの圧倒的多数を占めているわけですから、解散はしたくないとの考え方もあります。こればかりは、安倍総理のみぞ知るという世界です。

一方、参議院は2016年に定数242名の半数が改選されます。その準備は、現職。新人を含めて2015年の夏ごろからはじまります。なお、その前には、4月12日に都道府県と政令市の首長、議員選挙が、4月26日にそれ以外の市町村の首長、議員選挙が行われます。全国で1000弱の選挙が行われる見通しとなっています。

赤峰 それでは、政党別に論じてみたいと思います。まずは、自民党からお願いします。

横井 自民党政権は当分続くでしょう。国益のことを考えたら自民党以外に受け皿がないからです。ただし、次世代の党が候補者をたくさん擁立できたら事情は変わってきます。

安倍総理は毅然たる姿勢で、国益のために一所懸命仕事をしているのですが、まだ内部には旧態依然の古い政治家がいます。彼らは親中・親韓派と重なるので、自民党が真の国民政党になるための障害になっています。

藤原 自民党内の、判断力も認識力も劣っている議員は早く引退していただかないと、自民党だってうかうかはしていられない状態です。

赤峰 それでは、野党第一党の民主党はどうでしょうか。

藤原 民主党全体が間違っているわけではありません。中には、立派な人たちも20人くらいはいるようです。集団的自衛権を容認し、積極的に憲法改正をしなければならないという人がおります。本当なら、彼らは自民党から立候補するつもりの人もいたようです。ただ、小選挙区という一人しか当選できないシステムですから、自民党では出られない事情の人もおりました。

横井 民主党の中でテロ資金提供処罰法改正案を秘かに抵抗した議員は、反日テロ組織との関係があるので識別できます。
(ご参考 「臨時国会が波乱に見えた背景」

藤原 また、集団的自衛権行使に反対した人は全員アウトです。

赤峰 それでは、現在、第三党の地位にある維新の党はいかがでしょうか。

横井 橋下氏も「ひさしを貸して母屋を取られた」状態になっています。ここは、「維新の党への意見書」にあるとおりで、国益の観点からすれば、あまり期待は出来ない状態だと思います。

赤峰 第四党の公明党はいかがでしょうか。

藤原 いつまでも政権与党にしがみついてはいられない状態になってきています。国民は創価学会のための政党を支持していませんから、論評の対象にはなりません。

赤峰 第五党の次世代の党はいかがでしょうか

藤原 候補者をどれだけ集められるかという問題はありますが、ここが将来的には第二党にまで伸びていくと思います。場合によっては自民党に代わる政権になるかもしれません。党首の平沼氏やご意見番の石原氏の世代、幹事長の山田氏、政調会長の桜内氏の世代、そして、若手の世代とバランスよく人材が配置されています。

しかも、よく勉強し、国益を中心に置いて各委員会で質疑をしています。ネットでも、次世代の党の人の質問が動画として取り上げられていますから支持が多く、今後、一番注目される政党になると思います。

選挙でふたを開けたら大躍進という結果に驚くことになる可能性が高いといえます。

赤峰 次は、みんなの党ですがいかがでしょう。

横井 一致団結すれば、小党なりの存在感を示すことが出来るでしょうが、党内抗争が続けば、各政党の草刈場になるだけだと思います。結党の原点を思い出し、台風の目的存在となって、小さくても周りに大きな影響を及ぼす存在になろうとすることが大切なことだと思います。

赤峰 共産党、生活の党、社民党などについては反日政党ですし、特に論ずる必要がないと思います。

それでは最後に政界のご意見番より全体を通しての総括をいただきます。


・国内の地方自治体の県会議員、市会議員などは必要のない存在になりつつあります。

・今年話題になった地方議会の議員たちの様子を見れば一目瞭然です。

・地域住民の便宜を図るための議会なので、地方行政含めすべて民間に委託することも視野に、改革が急がれます。

・社会の要請はそのような流れとなっていきます。


・そんな中で、時代に逆行するような旧態依然とした国会議員たちを、国民は受け入れない流れにもなろうとしています。

・旧態依然とした体質とは、政治利権を貪る者たちを言います。利権を欲しがったり、政権を取りたがることにだけに執心する議員たちです。

・そのことを認識できない議員や、政党は生き残ることが困難になってきます。

・まさに議員自身の「徳」や「人格」が仕事をする時代となっていると言うことです。


・また、国民は自分の利得のために政治家を利用するのではなく、政治家の「公に貢献する高度な資質」を点検して選択をする時代となってきました。

・赤峰氏のブログは「国民はだれを選択すべきか」を真正面から問う内容として参考になるのではないかと思います。





当ブログは、Ⅰ.赤峰和の時事解説、Ⅱ.時事放談(鼎談)、 Ⅲ.日本政治精神史、Ⅳ.国際政治解説、Ⅴ.提言、Ⅵ.平成ネット塾、の六つで構成されています。時宜に応じて、テーマごとに分類して解説を加えてまいります。

なお、当方へのお問い合わせは akaminekazu2014@gmail.com まで、お願いします。

facebookは https://www.facebook.com/akaminekaz です。

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